Tokyo Bone marrow meeting - 第7回東京骨髄病理研究会
2015年8月22日 13:30-18:00 東京都千代田区神田駿河台2-5-1お茶の水ファーストビル11Fノヴァルティスファーマ東京事務所
事務局:東海大学医学部基盤診療学系病理診断学
共催 東京骨髄病理研究会/ノバルティスファーマ株式会社
1. 「ダウン症候群関連骨髄増殖性疾患の自然経過と造血微小環境」 東京歯科大学市川総合病院臨床検査科教授 宮内潤先生
2.「骨髄系腫瘍の染色体異常と染色体検査報告書の読解法」聖マリアンナ医科大学血液内科教授 三浦偉久男先生
敬称略
1. CD123+, CD4+, CD56-樹状細胞の結節性増殖病変を認めたAML-M4Eoの一例 磐田市立総合病院病理診断科 谷岡書彦ほか (TBM6-01)
- Dendritic cell/ monocytic noduleはCMMoL, MDSに出現する報告が多い。inv(16)を示すAML-M4Eoに複数の結節病変を認めた。まれな現象と考えられ細胞の由来が問題となる。
2. CD71が陽性となったAML with myelodysplasia related changesの1例 埼玉医科大学医学部病理学 茅野秀一 (TBM6-02)
- CD71は幼若な赤芽球系マーカとして用いられる。しかし他の系統細胞にも陽性を示し解釈には注意が必要である。
3.特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断, 7年後に慢性骨髄性白血病(CMMoL)となり, さらに5年後に骨髄線維症(MF)を併発した一例 昭和大学医学部 臨床病理診断学講座 荒井奈々ほか (TBM6-03)
- 「ITPと診断されていた」症例でITP以外の疾患所見を呈してくる例が見うけられる。ITP骨髄組織診断のポリシーとは?ITPを病理医はいかに診断するか?伊藤先生のコメントあり。
4.パルボウイルス感染を伴う汎血球減少症の1例 東海大学医学部附属八王子病院病理診断科 平岩真一郎ほか (TBM6-04)
- 2015年はparvo virusの大流行年。4年サイクルだが今年は前回から3年目。本例は悪性貧血にparvo virus感染をともなった臨床的にたいへん問題のある症例。parvo virus感染骨髄組織所見の見方は?
総合司会 伊藤雅文(名古屋第一赤十字病院)
座長 細根 勝(日本医科大学多摩永山病院), 小川高志(東海大学医学部附属東京病院)
コメンテーター: 後藤明彦(順天堂大学血液内科), 松田 晃(埼玉医科大学国際医療センター造血器腫瘍科), 磯部 泰司(聖マリアンナ医科大学血液内科) 病理コメンテーター 伊藤雅文
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