Floral variant of follicular lymphoma
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add; 付加.ラテン語のadditioから; Additional material of unknown origin(ISCN 2016)*1
addの記号は由来不明の付加断片(原著では, material)が染色体の領域やバンドに付着したときに使用する. -->日本人類遺伝学会「染色体異常をみつけたら」, add(9)(p22)の意味 QandA
染色体の両腕に由来不明の断片が付着している場合や、染色体中の2つ以上の断片が置き換わっている場合は、"der "という記号を使用する.
例) 46,XX,der(5)add(5)(p15.3)add(5)(q23)-->5番染色体短腕 5p15.3に由来不明の断片が付着, 長腕5q23qter(端)までのセグメントを付加断片が置換している.
add(14)(q32)
14番染色体長腕q32バンドで切断し、その断端に由来不明の染色体断片が付加(add)したことを意味します。均衡型相互転座が隣接分離して生じた不均衡型相互転座です。14q32からq末端に至るセグメントの欠失(部分モノソミー)と、由来不明の断片の付加(部分トリソミー)です。 次のように書くこともできます。der(14)t(14;?)(q32;?)
Immunoglobulin heavy chain遺伝子の5'末端は、14qテロメア(qter)の反復配列から8kb以内に位置しているため, add(14)(q32)はIgH遺伝子と他の遺伝子の転座を意味していることがある.